優秀な方を早く昇進させることは、優秀層を早期に退職させることになり、得策ではありません。
もし、入社10年、30代前半で部長になれたとしたら、定年まで残り30年以上も昇進が止まることになる為、社外に活躍の場を求めてしまいます。成果に応じた処遇は重要ですが、日本の風土を考えると、昇進には、ある程度年功的な昇級スピードが必要だと考えます。
(管理職、総合職、一般職、専門職・・・)
(管理職3等級、総合職3等級 ・・・など)
例:
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例:移行措置
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地方自治体の人事評価制度。いよいよ処遇反映に向けて動き始めました。
アンビシャスでは、職員様の意見を聞きながら、各市町村の実態に合わせた処遇反映を、コンサルティングします。
評価の目線合わせ、できてますか?
難易度の高い目標設定ができる方(観光課や都市計画室など)のみが特別昇給の対象になっていませんか?
※評価の最終決定は、能力評価と業績評価を得点化し、職位別のウェイトを掛け合わせ、決定します。
※評価の最終決定は、上記の通り相対分布で決定する方式と、絶対分布で決定する方式があります。
下位分布で、勤勉手当が減額対象になるC評価・D評価者は絶対分布で決定する方が適しています。
※勤勉手当への反映額については、S・A等の上位者は標準プラス5~10%程度、C・D等の下位者は標準マイナス5~10%程度となるケースが多いようです。上位と下位との差については、特にしばりはありません。
※昇給への反映については、S・A・B・C・Dの順に、パターンⅠ:8・6・4・2・0号昇給、パターンⅡ6・5・4・2・0号昇給、の2パターンがあります。8号昇給は標準の倍の昇給額となり、急によっては3万円以上の昇給になりますので、慎重に決定する必要があります。また、昇給は勤勉手当と異なり、一度差がつくと生涯その差が埋まりませんので、要注意です。
※昇任への反映については、直近の評価に応じて昇任の権利が与えられる仕組みですが、直近の評価だけでなく、2期~4期の評価をみて決定する必要があります。
※評価の期間については、半年パターンと1年パターンがあり、これも特に縛りはありません。能力評価は1年間、業績評価は半年間としている期間複合型の自治体も多いようです。各自治体の繁閑に応じて決定して下さい。
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